長崎大学シーズ集 2014

 

 

 

2014年3月31日

目次

分  野 整理番号
(*は新規)
題    目 概     要
スクリーニング 1 17010 骨芽細胞を活性化する遺伝子 骨量・骨強度増加物質をマウスレベルでスクリーニング
2 20053 骨芽細胞に特異的なエンハンサー 骨芽細胞活性化合物のin vivo/in vitroスクリーニング
3 20056 非放射性手法によるDNA修復機能測定方法 皮膚障害損傷DNA修復物質の大量処理スクリーニング
4 21002 寿命延長関連転写因子群結合モチーフ 食品の長寿命効果をマウスレベルで効率的に評価
創薬・製剤 5 17063 生理活性化合物の設計と合成 ラメラリン誘導体の安価な大量合成方法
6 23042 抗がん活性化合物 ラメラリンをモデルとした新規な抗がん活性化合物
7 18069 HPLCによる糖の絶対配置決定法 高速液体クロマトグラフィー測定方法の簡便化手法
8 *19036 骨再生促進剤 魚コラーゲンペプチドを使用した骨再生促進剤
9 20011 脂溶性カテキンの製造方法 水溶性カテキンを低コストで脂溶化する方法
10 21035 新規ナノボールの創製 汎用性・安全性・臓器指向性があるDDS
11 23016 抗ウイルス剤 エンベロープを有するウイルスに有効な抗ウイルス剤
12 *24023 創傷治癒促進、繊維症治療剤 瘢痕やケロイドの形成を抑制する炎症・繊維化制御剤
診断 13 17016 硝子体可視化剤 副作用のない硝子体腔内投与可視化剤
14 19043 母体血による胎盤機能診断方法 短期間・安全・網羅的な胎盤機能/胎盤特異的疾病検査
15 21041 尿中ウラシル高感度測定法 ウラシル異化代謝酵素欠損者の安価・簡便な検出方法
16 23019 コラーゲン検出法 生体中コラーゲンの選択的検出
水産・アグリ 17 17018 稚貝の種苗を育成する養殖用餌料 飼料のカプセル化による放流種苗への効果的投餌
18 *24021 低コスト可溶化ヘスペリジン 摘果ミカンと茶葉を原料とする低コスト製造方法
有機合成
・材料
19 18061 組み換えプロテアーゼの製造方法 グルタミン酸特異的プロテアーゼの量産
20 *18054 α,α-ジ置換環状含窒素化合物製造方法 含窒素環状化合物の二重置換基の簡便かつ選択的導入方法
21 18058 含窒素レドックス触媒 嵩高い立体構造を持つアルコール類の高効率酸化
22 19012 質量分析用イオン化標識剤 低分子領域および標的分子選択的な定量検出
23 19057 グルコシドエステル誘導体・製造方法 グルコシド化合物への保護基/官能基の選択的導入
24 22027 チオカルボニル化糖の製造方法 α-ピラノシド化合物の2位の水酸基の選択的変換
25 *25010 キノン選択的化学発光分析試薬 キノン類の簡便かつ高感度な測定方法
26 *25025 重水素化触媒 ハロゲン化芳香族化合物の高収率、高D化率重水素化
医療機器 27 19010 水素吸蔵合金による癌治療技術 治療効果が早い癌組織選択的な治療
28 20028 鼾および無呼吸症候群の治療装置 鼻マスクを使用しないエアバッグ装着型気道確保装置
29 20054 角膜障害測定法 電気抵抗値による低侵襲で正確な角膜障害測定
30 22040 超音波センサー用パッド 長時間・固定の超音波測定に最適なフイルム状エコーゲル
31 *24004 インプラント体の除染器具 インプラント周囲炎による表面汚染を全周均一に除去
32 *24029 腹腔鏡洗浄装置 腹腔鏡のレンズ窓の曇りを施術中に除去する洗浄装
33 *24032 積算呼気圧測定装置 肺活量低下者でも使い易い肺活量評価装置
34 *25007 肺音診断支援装置 肺音の異常診断を容易にする支援装置
35 *25019 嚥下障害訓練用ストロー 安全性の高いソフトブローイング訓練用ストロー
電子材料 36 18046 白金-銀錯体から成る有機EL用発光材料 リン光性発光材料としての新しい化合物群
37 22022 広帯域吸収帯を有する有機EL用発光材料 可視領域に吸収帯を有する混合金属錯体
38 21008 高出力Liイオン二次電池用正極材料 優れた充放電特性を有する安定な正極材
39 21009 高出力Liイオン二次電池用負極材料 高出力特性が得られる負極材
電気装置 40 21047 誘導・同期ハイブリッドモーター 商用周波数で始動可能な永久磁石同期モーター
41 23049 無線電力伝送装置 送受信アンテナの位置ずれに強い高効率電力伝送
42 *25031 平面アンテナ 小型で指向特性に優れた平面アンテナ
計測・認識 43 *16023 コンクリート構造物の内部探査方法 マイクロ波を用いたコンクリ―ト構造物の非破壊診断
44 16049 携帯電話を用いた鮮度測定装置 携帯電話のカメラを用いた野菜等の鮮度測定
45 17048 文字認識システム 低品質文字画像の高精度識別
機械・材料 46 *16033 極細管内壁面のコーティング方法 ブラズマスパッタ法によるmmオーダ細管の内壁面コーティング
47 17040 磁性体(磁性膜)の製造方法 高磁力磁性厚膜の高効率製造
48 17086 ニッケル基超合金 溶接補修容易かつ機械的特性に優れたニッケル超合金
49 19026 PLD法による薄膜作成技術 ドロップレットのない薄膜の高速成膜
50 23041 サファイヤ切断方法 ワイヤソーによるサファイヤインゴットの高能率スライシング

 

 

 

 


1

整理番号:17010
     

スクリーニング
  骨芽細胞を活性化する遺伝子  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
BclxLトランスジェニック動物およびその利用
番 号
特許第5207137号

骨量・骨強度増加物質をマウスレベルでスクリーニング

技術概要

発明概要

骨粗鬆症の治療薬としてはビスフォスフォネートやカルシトニン、エストロゲン等が存在します。しかし、これらの治療薬は破骨細胞の活性化を抑制するものがほとんどで、骨芽細胞に働きかけて骨形成を促進させるものは多くありません。破骨細胞を抑制した場合は、骨量は増えますが、骨のリモデリングが低下して骨質が劣化するために、骨の強度が低下する可能性があります。ビスフォスフォネートの一部には骨折頻度の低下が観察されているものも報告されていますが、いまだに不十分で、新たな治療薬の開発が望まれます。
本発明は、骨芽細胞に骨芽細胞特異的プロモーターおよびBclをコードする遺伝子を含む発現ベクターを導入することによってマウスの骨量・骨強度を増加させたトランスジェニックマウスを作成しました。この技術によって作成されたトランスジェニック動物を用いることで、骨量・骨強度を増加させる物質のスクリーニング方法を確立させることが出来ます。また、この技術を応用したレポーターアッセイ等を行うことで、大規模で早いスクリーニングも可能となります。

 

10週齢のトランスジェニックマウス(K1)および野生型マウス(WT)の全身(A)、大腿骨(B)および椎骨(C)のX線写真。正常の骨構造を保ちつつ骨量が増加していることが観察されます。

応用分野

実用化例

・骨量および骨強度を増加させる物質、あるいは低下させる物質のスクリーニング方法
・Bcl遺伝子による骨粗鬆症の遺伝子治療、 Bcl遺伝子発現促進化合物を含有する骨粗鬆症治療薬
・骨量および骨強度が増加する疾病、あるいは低下する疾病の機序を解明するためのモデル動物、また骨量増加機序の解明による新規ターゲットの探索

実用化に向けた課題

スクリーニング評価系の確立。

企業へのメッセージ

正常な骨構造が保たれたまま骨量が増加することをトランスジェニックマウスで証明しています。

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2

整理番号:20053
     

スクリーニング
  骨芽細胞に特異的なエンハンサー  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
骨芽細胞特異的発現を誘導するDNA及びその塩基配列
番 号
WO2011/016561

骨芽細胞活性化合物のin vivo/in vitroスクリーニング

技術概要

発明概要

・破骨細胞を抑制する化合物ではなく、骨芽細胞を活性化する化合物のスクリーニングが可能となります。
・従来のプロモーター(I型コラーゲンプロモーター等)から更に、骨芽細胞への特異性が上がっています。
・トランスジェニック・マウスの作成に成功しました。

   

効果

・器官培養系によるin vivoスクリーニングが可能。
・in vitroスクリーニング系の構築も可能。

 

応用分野

実用化例

・骨芽細胞活性化による骨粗鬆症治療薬の開発
・遺伝子治療、再生医療
・骨異常形成の抑制薬

企業へのメッセージ

共同スクリーニング及び共同開発を実施する企業を探しています。トランスジェニック・マウスの提供が可能です。非独占的な共同研究体制を希望します。

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3

整理番号:20056
     

スクリーニング
  非放射性手法によるDNA修復機能測定方法  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
損傷DNA修復物質のスクリーニング方法
番 号
特開2011−024468、米国出願12/656,408

皮膚障害損傷DNA修復物質の大量処理スクリーニング

技術概要

発明概要

・紫外線などによる皮膚障害(例えば、日焼けなど)を受けた時、細胞ではDNAも損傷を受けますが、修復機構が働き、新たに核酸を取り込みます。
・従来方法では、放射性核酸を用い、その修復機能を測定していました。本発明では非放射性核酸と蛍光発光法を用い、従来法と同等な精度と感度を達成しました。

 

効果

・大量処理可能なスクリーニング

応用分野

実用化例

・紫外線による皮膚障害修復剤(例えば、日焼け回復剤)の開発
・スキンケア領域におけるホワイトニング化粧品やシミ・ソバカス、アンチエイジング(くすみ・小じわへの応用)

企業へのメッセージ

世界的に開発できる、技術移転先企業を探しています。

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4

整理番号:21002
     

スクリーニング
  寿命延長関連転写因子群結合モチーフ  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
カロリー制限模倣物のスクリーニング方法
番 号
特開2011−036223

食品の長寿命効果をマウスレベルで効率的に評価

技術概要

発明概要

・カロリー制限を行うと寿命が延長されることが科学的に証明されています。
・本発明は、カロリー制限によって寿命が延長したマウスにおいて、活性化している転写因子群に結合する共通モチーフを特定したものです。
・本発明と分泌型ルシフェラーゼアッセイと組み合わせることで、in vitro,in vivoで食品等の抗老化性をスクリーニングすることができます。

 

・Chiba T, Spindler SR, Shimokawa I et al, BBRC. 2010
・Asai-Akieda S, Chiba T, Guarente L, Setou M et al, PLoS ONE. 2010
・Chiba T, Ingram DK, de Cabo R, Shimokawa I et al, Exp Gerontol. 2008

応用分野

実用化例

・マウスレベルで食品の長寿命効果の評価

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5

整理番号:17063
     

創薬・製剤
  生理活性化合物の設計と合成  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
ラメラリンサルフェートおよび関連化合物の製造方法
番 号
特許第4982842号

ラメラリン誘導体の安価な大量合成方法

技術概要

発明の背景

ラメラリン類は、タマガイ、ホヤ、カイメンなどの海洋生物から単離されたアルカロイドです。ラメラリン類は多様で強力な生理活性を持つことが報告されていますが、その中でも特に重要なものとしては、抗がん作用(トポイソメラーゼU阻害活性)、免疫機能調節作用、多剤耐性機構(MDR)逆転作用、エイズウイルスHIV-1増殖阻害作用(インテグラーゼ阻害活性)などがあり、世界各国で活発な合成研究、構造活性相関研究及び作用機構解明に関する研究が行われています。

発明概要

このようにラメラリン類は、医薬開発におけるリード化合物として有望であるため、世界中で注目されている化合物ですが、天然からの単離は困難で、微量しか取り出すことができません。本技術は、短工程で大量のラメラリン類化合物の供給を高収率で可能とするものであり、これによって、新規薬剤開発のための糸口になるものと思われます。

 


応用分野

実用化例

・抗レトロウイルス剤、 HIVインテグラーゼ阻害剤、抗がん剤などの医薬品開発

実用化可能性

本研究のラメラリン誘導体の安価な大量合成により、動物に於ける有効性及び安全性の試験ができます。その結果、新規エイズ特効薬として開発される可能性は高いと思われます。

実用化に向けた課題

詳細な生理活性及び安全性試験、将来的には臨床試験が必要です。

 

企業へのメッセージ

ラメラリン骨格を母核とした新規抗エイズ薬、抗がん剤などの開発への応用が期待できます。

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6

整理番号:23042
     

創薬・製剤
  抗がん活性化合物  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
抗癌活性化合物
番 号
PCT/JP2012/050872

ラメラリンをモデルとした新規な抗がん活性化合物BBPI類

技術概要

発明の背景

・海洋天然物ラメラリンDは、1985年、Faulknerらによりパラオ共和国のマラカイ湾に生息するベッコウタマガイの一種Lamellaria sp. から単離 されました。
・ラメラリンDは、各種がん細胞に対してnMレベルで強力な細胞毒性を示すことが知られています。
・p-糖タンパク質(薬剤排出ポンプ)が発現した悪性度の高い多剤耐性がん細胞に対しても有効と言われています。

発明概要

・窒素原子上に様々な置換基を導入したアナローグの製造が可能となり、その置換基の効果により物性や活性の制御が可能となります。
・BBPIとラメラリン骨格では電子状態が異なるため、新たな作用機序に基づく特異性が発現することも期待されます。

 

応用分野

実用化例

抗がん剤などの医薬品

実用化に向けた課題

詳細な生理活性及び安全性試験、将来的には臨床試験が必要です。

企業へのメッセージ

・BBPIはこれまでに報告例のない新規骨格です。BBPIはラメラリンと類似構造のため、同様の抗がん活性が期待されます。 ・共同研究先企業を探しています。

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7

整理番号:18069
     

創薬・製剤
  HPLCによる糖の絶対配置決定法  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学、国立大学法人佐賀大学
題 名
高速液体クロマトグラフィーによる糖及び類縁アルデヒド化合物の絶対配置決定法
番 号
特許第4982755号

高速液体クロマトグラフィー測定方法の簡便化手法

技術概要

発明概要

糖の絶対配置の決定法としては、ガスクロマトグラフィーを使った測定方法が一般的に使われていますが、ガスクロマトグラフィーはガスボンベの搬入等、維持・管理が大変です。一方、液体クロマトグラフィーを使った測定方法も開発されてはいますが、こちらは操作が煩雑で熟練が必要です。
本発明は、高速液体クロマトグラフィーを用いた簡便な操作で糖及び類縁アルデヒド化合物の絶対配置を決定する方法を提供するものです。

応用分野

実用化例

・使用試薬、糖標準品をセットにした糖の絶対配置決定キット

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8

整理番号:19036
     

創薬・製剤
  骨再生促進剤  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
骨再生材
番 号
特許第5229937号

魚コラーゲンペプチドを使用した骨再生促進剤

技術概要

ある種のコラーゲンは、骨再生を促すことが知られている。ただし、最近では狂牛病騒動以来、ウシ由来のコラーゲンペプチドの医療使用は躊躇われている。
そこで発明者らは、代替のコラーゲンに着目した結果、魚由来のコラーゲン、特に低分子化したものにおいて骨再生促進能力が高いという知見を得た。
魚コラーゲンは、安く、加工もしやすいので、骨の欠損部位に欠損の形状をした魚コラーゲンを挿入することで、骨欠損部位の治癒促進に有効である。また、別の骨再生を促す薬剤や細胞医療の支持基盤としても使用できる。

 

 

マウスの硬骨に窩洞性の欠損を作り、治癒の進展を術後24週後に観測した(左が魚コラーゲン、右はコントロール物質を投与)。コントロールにおいては、内部に骨梁が発生しつつあるが、完治はしていない。魚コラーゲン投与を行うと完全に修復されている。

応用分野

実用化例

・骨再生の促進剤
・骨再生等の骨に関連する薬剤の支持基盤

実用化に向けた課題

ヒトでの臨床研究

企業へのメッセージ

再生医療における組織の立体化にも使用できる可能性があります。

 

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9

整理番号:20011
     

創薬・製剤
  脂溶性カテキンの製造方法  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
脂溶性カテキンの製造方法
番 号
特許第5413879号

水溶性カテキンを低コストで脂溶化する方法

技術概要

発明概要

・機能性食品成分であるカテキン類は水溶性であり、疎水性環境での機能性は高くありません。そこで、天然精油成分などと縮合させる簡便な方法を開発して新規の脂溶性カテキンを製造しました。 ・有機合成試薬や有機溶媒を使用せずに製造でき、トリグリセリドへの溶解性が向上しました。

 

応用分野

実用化例

・生体吸収性の高い脂溶性カテキンの医薬・健康食品への応用

企業へのメッセージ

より炭素数の多い化合物を結合させるなど、さまざまな展開が可能です。

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10

整理番号:21035
     

創薬・製剤
  新規ナノボールの創製  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学、国立大学法人九州大学、浜松医科大学
題 名
抗原または薬物送達複合体
番 号
WO2011/105520

汎用性・安全性・臓器指向性があるDDS

技術概要

発明概要

・生分解性素材を使用しています。
・長期保存、凍結乾燥が可能です。
・成分はタンパク、核酸でも可能です。
・臓器指向性があります。(肺、脾臓、肝臓等、目的別に選択可能)

・ Kurosaki T, Kitahara T, Fumoto S, Nishida K, Nakamura J, Niidome T, Kodama Y, Nakagawa H, To H, Sasaki H, Ternary complexes of pDNA, polyethylenimine, and γ-polyglutamic acid for gene delivery systems, Biomaterials, 30, 2846-53 (2009).
・ Kurosaki T, Kishikawa R, Matsumoto M, Kodama Y, Hamamoto T, To H, Niidome T, Takayama K, Kitahara T, Sasaki H, Pulmonary gene delivery of hybrid vector, lipopolyplex containing N-lauroylsarcosine, via the systemic route, J Control Release, 136, 213-9 (2009).

応用分野

実用化例

・DNAワクチン、siRNAなどへの応用

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11

整理番号:23016
     

創薬・製剤
  抗ウイルス剤  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
ウイルス感染症の予防・治療剤
番 号
特願2011−239383

エンベロープを有するウイルスに有効な抗ウイルス剤

技術概要

発明概要

・チオール還元酵素(TR)を標的細胞に導入すると、エンベロープを有するウイルスの感染抑制および産生抑制に有効であることを見出しました。MLV, XMRV, VSV, HIVではウイルス感染が抑制(1/10〜1/100倍)され、VSV, HIV, EBOLAではウイルスベクター産生が抑制(約1/100倍)されました。これはTRがエンベロープ蛋白のシステイン結合を切断するためであり、感染に必須な同蛋白の高次構造の維持を阻害した結果、薬剤耐性が獲得できないためと考えられます。

効果

・従来の薬剤は、複製サイクルの逆転写、インテグレーション、粒子成熟などの一つの過程にのみ作用するのに対し、本発明では感染および産生の両方に影響するため、強力な抑制効果が期待されます。

応用分野

実用化例

・薬物耐性を克服できる新規な抗ウイルス剤

実用化可能性

予備的な検討結果では、TRの導入は細胞の生存に何の影響も与えなかったため安全性が高いこと示唆されます。

実用化に向けた課題

in vivoでの検証が必要です。

企業へのメッセージ

動物実験を実施する共同研究・共同開発を希望します。

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12

整理番号:24023
     

創薬・製剤
  創傷治癒促進、繊維症治療剤  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
創傷または繊維症の治療剤
番 号
特願2013-066606(PCT準備中)

瘢痕やケロイドの形成を抑制する炎症・繊維化制御剤

技術概要

発明概要

皮膚が創傷した場合、その障害部位では、再上皮化・治癒だけでなく、膠原線維の過剰な蓄積である瘢痕(肥厚性瘢痕など)、ケロイドの形成などによって、必ずしも外観が良好な状態になるわけではない。また糖尿病等の基礎疾患を持つ患者や、高齢者は治癒そのものも遅くなりやすい。
従来の創傷治療薬は効果は、線維化や瘢痕の治療を目的としたものはない。また、糖尿病等の皮膚創傷が治りにくい患者に有効であるというデータもない。
本発明のターゲットは、炎症を制御する転写因子である。マウスの創傷モデルに当該転写因子のオリゴ核酸を投与すると炎症・繊維化が抑制され、創傷の治癒を促進される。また治癒後の線維化面積が少ないことから瘢痕形成の抑制にも有効であると考えられる。
また、当該ターゲットは全身に分布し、炎症・組織修復および線維化に関与していると考えられるので、がん、アルツハイマー、心筋梗塞等の炎症または細胞増殖が関連する病態の治療法としても効果を発揮することが期待される。

 

 

転写因子改変マウスによる実験。転写因子が抑制されたマウスは創傷の治癒が早い。

応用分野

実用化例

・創傷治癒の促進
・瘢痕形成、ケロイド形成の抑制
・繊維症の予防、治療

実用化に向けた課題

ヒトでの臨床研究

企業へのメッセージ

炎症による繊維症全般に有効である可能性があります。

 

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13

整理番号:17016
     

診断
  硝子体可視化剤  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
硝子体可視化剤
番 号
特許第4872076号

副作用のない硝子体腔内投与可視化剤

技術概要

発明の背景

1)硝子体切除術は、多くの眼疾患を治療する上で不可欠な手術ですが、透明な硝子体を見極めながら切除するため、熟練を要する上、いかに硝子体を残さず切除するかが問題となる局面が多く、難易度の高い手術でした。
2)近年、硝子体手術を容易にする為に、ステロイド製剤であるトリアムシノロンアセトニドを硝子体腔内に投与して硝子体を可視化する技術が普及し始めていますが、この薬剤は、副作用も多く、特に眼圧上昇と易感染性が問題となっています。

発明概要

・本技術は、ある可視化剤Xを、硝子体腔内に投与して、硝子体を可視化する技術です。
・本技術の利用により、これまで熟練を要した手術が容易になり、従来の可視化剤のような眼圧上昇等の副作用を起こすこともなく、安全な硝子体切除術が実現します。

 

応用分野

実用化例

・硝子体切除術時の手術補助剤
(糖尿病網膜症、網膜剥離、加齢黄斑変性、白内障手術、緑内障手術、眼内レンズ挿入術、眼内レンズ逢着術等)
・硝子体可視化用キット

実用化可能性

・本可視化剤は安全性が高く副作用もないため、実用化の可能性は高いと考えられます。

実用化に向けた課題

動物実験に於いて有効性及び安全性が確認されていますが、将来の臨床試験に向けて、GLP試験における安全性試験の確認が必要です。

企業へのメッセージ

本発明可視化剤により、安全で容易な手術を実現できます。

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14

整理番号:19043
     

診断
  母体血による胎盤機能診断方法  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
胎盤機能の網羅的かつ非侵襲的評価方法および検査用試薬
番 号
特開2008−278886

短期間、安全、網羅的な胎盤機能・胎盤特異的疾病検査

技術概要

発明概要

・従来、胎児の病気や胎盤機能は、羊水検査(16週〜)や絨毛検査(11週〜)で診断されてきたが、 これらの検査法は破水や流産等の危険を伴います。
・母体血中の胎児・胎盤特異的mRNAを50種特定し、このmRNAの挙動により、胎盤機能・胎盤特異的疾病を予測できます。

効果

・従来より早く(5〜7週)、かつ安全に診断ができます。
・一つの因子による不確定な診断ではなく、網羅的に胎盤機能を測定できます。
癒着胎盤や妊娠高血圧症など、出産前に事前にリスクを把握できることによって、安全な出産のための準備が可能となります。

応用分野

実用化例

・胎盤機能不全の診断キット
・産科合併症の早期診断キット
・胎盤機能不全或いはそれに関連する産科合併症の研究ツール

企業へのメッセージ

当該キットを共同開発する企業を探しています。

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15

整理番号:21041
     

診断
  尿中ウラシル高感度測定法  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
ウラシル特異的な蛍光検出反応及びジヒドロピリミジンデヒドロゲナーゼ欠損症の検査法
番 号
WO2011/108544

ウラシル異化代謝酵素欠損者の安価・簡便な検出方法

技術概要

発明の背景

・ウラシルの異化代謝酵素(DPD)の欠損者の比率は人種によって異なるが、アフリカ系女性においては10%を超えるという報告があります。また、5−FU投与の対象患者は、乳癌・消化器癌・大腸癌等であり、国内だけで年間10万人を超える患者がいます。
・DPDの欠損者に、抗がん剤5−FUを与えると重篤な副作用が発生し、時に患者は死亡することがありますが、現在の技術では、DPDの欠損者の診断には時間と費用がかかり、事前検査はなされていません。

発明概要

尿中ウラシルを特異的・迅速に測定できます。

効果

安価で簡便であり、全例の事前検査に適しています。

応用分野

実用化例

・診断薬あるいは受託診断サービス

企業へのメッセージ

世界的に開発可能な技術移転先企業を探しています。

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16

整理番号:23019
     

診断
  コラーゲン検出法  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
ペプチドの検出方法
番 号
特願2011−187969

生体中コラーゲンの選択的検出

技術概要

発明の背景

ペプチドの蛍光検出方法として、第一アミンと反応して蛍光性を与えるオルトフタルアルデヒド(OPA)試薬やフルオレッサミン試薬、ペプチド鎖中のアルギニンのアミジノ基と反応して蛍光性を与えるベンゾイン試薬、N末端にチロシンを含むペプチドを特異的に蛍光体にするヒドロキシルアミン試薬など、数種のペプチドの蛍光誘導体化試薬が開発されています。
しかしこれらの試薬は、生体に大量に存在するアミノ酸をはじめとする他の生体成分とも反応して蛍光性を与えてしまうため、生体試料中のペプチドに対する選択性が低いという欠点があります。

発明概要

逆相液体クロマトグラフィーとペプチドのN末端部位における蛍光体形成反応を利用したコラーゲンの高感度定量方法です。プロリン、グリシン特異的なカテコール類縁化合物 を用い、20〜50℃(好ましくは蛋白分解酵素の最適温度37℃ 付近)の温度条件で、コラゲナーゼにより分解されたコラーゲン由来ペプチドを選択的に蛍光誘導体に変換します。

 

効果

・生体中のコラーゲンの測定が可能。

応用分野

実用化例

・医療用途のコラーゲン検出 (尿中のコラーゲン、血液による肺線維症マーカーなど)
・食品・化粧品用コラーゲン検出、美容評価への応用

実用化に向けた課題

コラーゲン検出キットとして、既存の方法との優位性を比較検討中。

企業へのメッセージ

先ずは医療用途のコラーゲン検出を目指しています。

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17

整理番号:17018
     

環境・アグリ
  稚貝の種苗を育成する養殖用餌料  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
魚介類養殖用餌とその製造方法
番 号
特許第5256449号

飼料のカプセル化による放流種苗への効果的投餌

技術概要

発明の背景

アワビ、ウニ、サザエ等の種苗の養殖用餌としては、例えば培養されたコンブの葉状部を用いる等、種々の材料、製造方法の提案がなされています。しかし、現在行われているアワビの稚貝の養殖の例では、卵から孵す稚貝は100%に近いものの、放流種苗は10%程度にとどまっています。

発明概要

・魚肉筋原繊維蛋白質ゲルによる芯材ゲルと、該芯材ゲルの表面に形成された生分解高分子ゲルによる壁材ゲルとによって構成された生分解性ハイブリッドゲル粒子より成ることが特徴 。
・魚介類養殖用餌料は、上記生分解性ハイブリッドゲル粒子を多数個、人工海草餌料に保持させて成ることが特徴。

 

応用分野

実用化例

・魚介類養殖用餌料
・機能性高分子ゲル応用製品(アクチュエータ、医用・農業用材料、日用品など)

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18

整理番号:24021
     

環境・アグリ
  低コスト可溶化ヘスペリジン  

 

主たる提供特許
出願者
長崎大学、長崎県、九州大学、長崎県立大学
題 名
水溶性フラボノイド組成物
番 号
特願2013−47321、PCT/JP2014/055080、特許第4524346号

摘果ミカンと茶葉を原料とする低コスト製造方法

技術概要

発明の背景

ヘスペリジンはミカンに含まれるフラボノイドの一種(漢方生薬の陳皮の主成分)であり、血管強化、血圧低下、コレステロール低減、中性脂肪低減などの効能があるが、水に溶けにくく生体吸収性が低いという問題がある。そのため、糖転移によって可溶化させる方法が開発されているが、ヘスペリジンの抽出と可溶化の工程があり、全体として製造工程が長く、コスト高(人件費、廃液処理など)になるため、現状では中国にて生産され、日本に輸入されている。

発明概要

紅茶ポリフェノールによって可溶化させる製造方法を開発した。
・茶葉製造設備の一つである揉捻機で、生茶葉と摘果ミカンを混合揉捻する。
・茶本来の酵素によって茶カテキンから紅茶ポリフェノールが生成し、ヘスペリジンが        
紅茶ポリフェノールと会合して可溶化する。

 

特長

◇ヘスペリジンの抽出と可溶化を同時に実現し、製造工程が短い。[混合揉捻時間:約20分]
◇国内では廃棄されている摘果ミカン(成熟前の青ミカン)を原料とする。
[平成21年のミカン出荷量:89万3,400トン/年 → 摘果ミカンはその約10倍と推定]
[摘果ミカンには、出荷ミカンより約100〜1000倍のヘスペリジンが含まれている]
◇生茶葉としては二番茶、三番茶を原料とする。
[ミカン摘果時期(7〜9月)と一致。茶葉製造用揉捻機を流用すれば新たな設備投資不要]
[二番茶、三番茶は長期間の紫外線を受け、カテキン含有量が多い]

応用分野

実用化例

健康食品、化粧品、医薬品

企業へのメッセージ

国内の原料を有効利用した新しい国内産業として期待されます。

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19

整理番号:18061
     

有機合成・材料
  組み換えプロテアーゼの製造方法  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
組換えプロテアーゼの製造方法
番 号
特開2008−263960

グルタミン酸特異的プロテアーゼの量産

技術概要

発明概要

プロテオーム解析には、アミノ酸特異的なプロテアーゼが利用されています。
中でも黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)V8株の産生するグルタミン酸特異的プロテアーゼ(V8プロテアーゼ、GluV8)は、その特異性と、各種条件での安定性(界面活性化剤存在下でも活性を持つ等)のために非常に有用な酵素となっています。現在はS. aureus V8株より得られた標品が市販されていますが、かなり高価であるという問題があります。
本発明では、グルタミン酸特異的プロテアーゼを、安価に大量に発現・精製する方法を提供します。

 


 

Nemoto T.K., Ohara-Nemoto Y., Ono T.,Kobayakawa T., Shimoyama Y., Kimura
S. and Takagi T.:
Characterization of the glutamyl endopeptidase fromStaphylococcus aureus
expressed in Escherichia coli (共著)、FEBS J.、275巻 573項-587項 2008年

応用分野

実用化例

・グルタミン酸特異的プロテアーゼの量産

実用化可能性

すでに実用化は可能。ただし他権利に関連しないベクターを用いて再構成する必要があります。

企業へのメッセージ

GluV8は非常に有用な酵素ですが、高価なために主に研究用に使用されています。本発明により、安価で大量に生産が可能になれば、本酵素の利用範囲が広がります。

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20

整理番号:18054
     

有機合成・材料
  α,α-ジ置換環状含窒素化合物の製造方法  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
α,α-ジ置換環状含窒素化合物の製造方法
番 号
特許第5211318号

含窒素環状化合物の二重置換基の簡便かつ選択的導入方法

技術概要

発明概要

これまで、置換基を持つ環状含窒素化合物に対しては、置換基を導入できる位置が決まっていました。特に、既に置換基R1が導入されている部位(α位)に置換基R2を導入することは困難でした。
そのため、医薬品・化学薬品あるいはその中間体化合物を作成する際に二重の置換基が必要な場合は、多くのステップを踏む必要がありました。
本技術は、簡便で選択的な置換基導入方法を提供します。

 

効果

・広範な環状含窒素化合物に、簡便に導入可能。
・従来より合成工程を簡素化。

応用分野

実用化例

・本反応を用いた反応生成物の製造・販売
・本技術を用いた難合成化合物の製造プロセスの開発

企業へのメッセージ

共同研究先企業、技術移転先企業を探しています。

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21

整理番号:18058
     

有機合成・材料
  含窒素レドックス触媒  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
含窒素レドックス触媒
番 号
WO2008/117871

嵩高い立体構造を持つアルコール類の高効率酸化

技術概要

発明概要

嵩高い立体構造を持つアルコール類を効率的に酸化することができ、化学構造上の安定性を有し、かつ環境調和性に優れた触媒を提供します。本触媒は、TEMPO等の他のレドックス触媒に比してアルコールに対するより高い酸化効率を有しています。

 

効果

・立体障害が大きなアルコール類の酸化に適用できます。
・化学構造が安定です。
・環境調和性に優れます。
・TEMPOと比較し、アルコールに対する高い酸化触媒能を有します。

応用分野

実用化例

・医薬品化合物の合成
・電子ペーパ等の電子材料

企業へのメッセージ

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22

整理番号:19012
     

有機合成・材料
  質量分析用イオン化標識剤  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
質量分析用イオン化標識剤およびそれを用いた質量分析法
番 号
特許第5110424号

低分子領域および標的分子選択的な定量検出

技術概要

発明の背景

マトリックス支援レーザ脱離イオン化法 (MADLI法)を利用した質量分析は、使用するレーザー光波長に吸収体を持つマトリックスを用いて最終的に標的分子をイオン化させ、その質量を分析する方法ですが、以下のような問題点があります。
1)マトリックスに由来するイオンピークにより、低分子領域のスペクトルの解析が困難。
2)イオンの生じ易さは標的分子の性質に依存しており、標的分子に対する選択的検出は困難。

発明概要

本発明は、レーザーイオン化条件により開裂し、高感度で質量分析計で観測することができる光開裂分子であり、以下のような特長を持ち、従来技術の問題点を改善することができます。
1)マトリックスを必要としないため、再現性の良いスペクトルが得られ、定量的評価が可能となるとともに低分子領域まで明解な質量スペクトルを得ることが可能。
2)生命分子の特定官能基を標的とした質量分析が容易。

 

応用分野

実用化例

・生命科学研究全般における解析キット(ポリアミン検出、ペプチド検出、DNA解析など)
・光開裂性分子標識ペプチドを利用したオンスポット酵素アッセイキット
・高分子に担持させるなどの工夫により、様々な標的分子を選択的に質量分析で検出するハイスループット分析キット

実用化可能性

・再現性良い定性・定量的なデータを得ており、実用化の可能性は高いと考えられます。
・標識剤の一つを東京化成工業株式会社にて販売中
(LDI-MS用光開裂性分子標識剤 番号:S0808)

企業へのメッセージ

光開裂性分子を利用した質量分析用イオン化標識剤という初めての概念であり、既存の装置を用いて再現性の良い質量分析を行えます。

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23

整理番号:19057
     

有機合成・材料
  グルコシドエステル誘導体およびその製造方法  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学、株式会社トクヤマ
題 名
グルコシドエステル誘導体およびその製造方法
番 号
特許第5305697号、特許第5334437号、特許第5328183号

グルコシド化合物の水酸基への保護基/官能基の選択的導入

技術概要

発明概要

グルコシド化合物は、その分子内に多くの水酸基を有します。そのため、グルコシド化合物を出発物質として、天然物あるいは生理活性物質を合成する場合、グルコシド化合物の複数の水酸基を各々異なる置換基で保護した化合物を出発物質とすれば、反応条件を変えることで所望の保護された水酸基のみを別の置換基に変換したり、保護基を脱離することができます。したがって、より目的とする最終化合物を高選択的に高収率で取得できます。

 

効果

・既存の試薬で合成可能です。
・常温、常圧で速やかに反応が進行します。
・位置選択性が良好です。
・異なる置換基の導入が可能です。

応用分野

実用化例

・多糖類の合成、天然物の合成、生理活性物質の合成
・光学活性なイオン性液体合成の中間体等

企業へのメッセージ

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24

整理番号:22027
     

有機合成・材料
  チオカルボニル化糖の製造方法  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学、株式会社トクヤマ
題 名
α−ピラノシドチオカルボニルエステル化合物の製造方法
番 号
特願2011−6542

α-ピラノシド化合物の2位の水酸基の選択的変換

技術概要

発明概要

ピラノシド化合物に代表される糖類は、多糖類の合成、天然物の全合成、あるいは生理活性物質の合成、さらにはコンビナトリアルライブラリー構築の鍵となる重要な化合物です。これらの糖において、水酸基を水素原子に変換する方法としては、水酸基をチオカルボニルステルに変換した後、アルキル錫ハイドライドで還元する方法がよく知られています。上記反応を用いて、糖をデオキシ糖に変換して生理活性物質合成のための出発物質として使用するためには、糖が分子内に有する複数の水酸基の中から特定の位置の水酸基のみを選択的に水素原子に変換する必要があります。本法は、簡便にピラノシド化合物の2位の水酸基を選択的に変換する技術です。

 

効果

・既存の試薬で合成可能です。
・常温、常圧で速やかに反応が進行します。
・良好な位置選択性を示します。

応用分野

実用化例

デオキシ糖やアルキル糖への展開の可能性を持っています。

企業へのメッセージ

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25

整理番号:25010
     

有機合成・材料
  キノン選択的化学発光分析試薬  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
キノンを検出するための化合物および該化合物を用いたキノンの検出方法
番 号
特願2013-175654

キノン類の簡便かつ高感度な測定方法

技術概要

発明概要

キノンは、生体にとって重要な化合物です。例えば、ユビキノンやピロロキノリンは、数多くの酵素の電子伝達反応に関与しています。また、ビタミンK誘導体は血液凝固や骨硬化に関係しています。ドキソルビシンのように医薬品として用いられているキノンもあります。本法は、キノン類を化学発光により簡便かつ選択的に測定する技術です。本法を用いることで、キノンの生体内での役割の調査や、環境調査などへの活用が期待できます。

 

 

・簡便に高感度測定が可能。
・大型の測定装置が必要なく、フィールドに持ち運び測定が可能。
・試薬が安定。

応用分野

実用化例

・食品、医薬品プラント等における品質管理、水質管理、排水処理、生化学検査など
・研究試薬

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26

整理番号:25025
     

医療機器
  重水素化触媒  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
重水素化方法および重水素化触媒
番 号
特願2014-035554

ハロゲン化芳香族化合物の高収率、高D化率重水素化

技術概要

発明概要

従来、ハロゲン化芳香族化合物の重水素化は、(1)ハロゲン−メタル交換後のD2Oクエンチ、もしくは(2)D2ガスによる還元的導入が主たる方法でした。しかし(1)では、官能基共存性に問題があり、(2)ではD2ガスが高価かつ高可燃性という難点があるため、基質一般性、経済性、実用性等に優れた方法が存在しませんでした。本法は、新規NHC配位子を触媒的還元で有効に機能させ、高収率、高D化率でハロゲン化アリールに重水素を導入することができます。

 

効果

・高収率、高D化率で芳香環上のハロゲン原子を重水素に置換。
・リガンドの化学構造が安定。
・広範囲な基質に適用可能。

応用分野

実用化例

・薬物動態の分子ツール
・環境分析ツール

企業へのメッセージ

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27

整理番号:19010
     

医療機器
  水素吸蔵合金による癌治療技術  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
水素吸蔵合金部材を備えた癌治療装置
番 号
特許第5283032号

治療効果が早い癌組織選択的な治療

技術概要

発明概要

生体内で長時間水素を放出できる水素吸蔵合金を作製し、シャーレ上の正常細胞および癌細胞に接触させたところ、一定範囲内の癌細胞が48時間以内に死滅することを確認しました。

 

効果

・癌組織の大きさに合わせた選択的治療が可能。
・周囲の重要臓器にダメージを与えない癌治療法。
・治療効果が早くて確実!

応用分野

実用化例

水素吸蔵合金を針状に加工して患部に刺し、一定範囲の癌組織のみを治療することが考えられます。

企業へのメッセージ

実用化の為の共同研究を実施する企業を探しています。

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28

整理番号:20028
     

医療機器
  鼾および無呼吸症候群の治療装置  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
気道確保装置 
番 号
特許5263765号、中国(登録)、米国(出願)、EP(出願)、PCT/JP2013/072543

鼻マスクを使用しないエアバッグ装着型気道確保装置

技術概要

発明の背景

・国内の睡眠時無呼吸症候群患者は約200万人と言われています。自覚の無い人も多く、実際は成人男性で13%に上るとの報告もあります。
・CPAP療法と呼ばれる治療法が一般的です。これは鼻に空気マスクをつけて就寝し、空気を送って喉を膨らませることで気道閉塞を防ぎます。しかし、マスク装着の不快感、腹部膨満感、結露による顔面への水滴、鼻の渇きからくる鼻炎等問題点も多く、新しい治療装置の開発が望まれています。

発明概要

本装置は駆動用エアバッグおよび呼吸センサを内蔵した専用ベストとそれを制御するコントローラからなります。センサで呼吸の異常が検知されると、エアバッグが膨らみ、ゆっくりとベストが変形して気道確保に必要な「頭部の後屈」と「下顎の挙上」がなされます。

 

効果

口や鼻に装置を装着しないので、快適な睡眠が得られます。

応用分野

実用化例

・無呼吸症候群治療装置
・快適睡眠グッズ

企業へのメッセージ

製品化にご協力いただける企業を探しています。

 

 

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29

整理番号:20054
     

医療機器
  角膜障害測定法  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学、国立大学法人東北大学
題 名
角膜経上皮電気抵抗値の測定方法
番 号
WO2009/110470

電気抵抗値による低侵襲で正確な角膜障害測定

技術概要

発明概要

これまでの電気抵抗値を使った角膜障害の測定は、角膜を切り離したり、眼球内に電極を刺入したりする必要がありましたが、本技術では眼球表面に電極を置くことで侵襲を加えることなく簡単に測定する事が出来ます。

 

  

効果

・角膜障害の程度を定量的に評価できます。
・短時間の変化も追跡可能です。
・少ない侵襲で簡便に測定できます。

応用分野

実用化例

・点眼薬による角膜障害の測定装置

企業へのメッセージ

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30

整理番号:22040
     

医療機器
  超音波センサー用パッド  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
フィルム状エコーゲル及び超音波センサユニット
番 号
特願2011−041518

長時間・固定の超音波測定に最適なフィルム状エコーゲル

技術概要

発明の背景

従来の音響結合材であるエコーゲルは、べた付きのある、ゼリー状液体ゲルあるいは液体を含む膨潤ゲルであるため、人体に塗布、あるいは付着した場合、あまり気持ちの良いものではありません。しかも、超音波センサは長時間、固定的に装着されているため、使用者に長時間にわたって不快感を与え、また剥がしたときにも、人体側にべた付きが残り更なる不快感を与えます。

発明概要

・超音波センサと人体との音響結合に用いることが可能な、柔軟性と長時間使用可能な強度を有し、音響結合に最適な水を含有したフィルム状エコーゲル(高分子ゲル)です。
・食品添加剤としても使用される天然由来高分子を用いているため、人体のみならず環境にもやさしい材料です。

 

応用分野

実用化例

・長時間、固定して用いる超音波を用いる医療器具(廃尿量測定装置、蓄尿量測定装置)
・長時間、固定して用いる工業用超音波測定装置

実用化可能性

既に実証し、実用化に向けてほぼ満足行く技術を完成しています。

企業へのメッセージ

人体との音響結合性が高いことが要求される分野での超音波センサ用パッドとして広く利用可能です。

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31

整理番号:24004
     

医療機器
  インプラント体の除染器具  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
インプラント周囲炎の治療器具
番 号
特開2014−33782

インプラント周囲炎による表面汚染を全周均一に除去

技術概要

発明の背景

歯科用インプラントの多くは、骨との結合を早期に得るため表面に微細な凹凸があるが、一度周囲炎になると、微細な凹凸の孔の内部が汚染され、骨の再結合がなされない。この汚染は坑菌薬では除去できず、また全周方向にわたるため、レーザ照射除菌、マイクロサンドブラスト等の方法では完全に除去することができない。微細凹凸のある表面層を機械加工で削り取ると、骨の再結合がなされることが分かっているため、切削用バーなどで機械的に削り取るのが唯一の治療方法であるが、これも表面全体を均一に削ることが困難であり、薄くなったインプラント体の破折の原因ともなり得る。

発明概要

インプラント体のねじ形状と嵌合するねじ切りダイスを回転させ、表面全体を均一に除去する。

 

応用分野

実用化例

インプラント体の除染器具

実用化に向けた課題

器具としてのデザインの洗練、ねじ切りダイスの寿命評価・改良

企業へのメッセージ

臨床的なレビューによると28〜56%でインプラント周囲炎が生じているとの報告もあり、本器具は歯科医にとって有力なツールになると考えています。

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32

整理番号:24029
     

医療機器
  腹腔鏡洗浄装置  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学、株式会社ネオス
題 名
硬性内視鏡の洗浄装置
番 号
実願2013−4017

腹腔鏡のレンズ窓の曇りを施術中に除去する洗浄装置

技術概要

発明の背景

腹腔鏡下手術は、低侵襲性、良好な整容性により急速に普及しており、消化器、泌尿器などを対象に、外科手術全体に占める割合が年々増加している。しかし、腹腔鏡先端の観察用レンズ窓は、水分、脂肪、血液などで施術中に曇り、洗浄・清浄化のための中断が手術効率を低下させている。胃カメラのような内視鏡(軟性鏡)では、鏡筒内部に洗浄ノズルを内蔵させたものが市販されているが、腹腔鏡のような硬性鏡では洗浄ノズルを内蔵した市販品がない。

発明概要

現在市販されている腹腔鏡に、洗浄液(生理食塩水)用の管路とエア(もしくは炭酸ガス)用の管路を、観察用レンズ窓に向けてホールドする器具。洗浄液を吹きかけた後、エアで吹き飛ばして視界を確保する。

 

特長

・偏肉構造により、管路装着状態で通常のカメラポートを通過。
・ディスポーザルのため、必要最小の部材で構成。(腹腔鏡本体は再利用)

応用分野

実用化例

腹腔鏡下出術、胸腔鏡下手術

実用化に向けた課題

管理医療機器(クラス分類U)の申請・承認が必要

企業へのメッセージ

レンズ窓清浄化機能のない腹腔鏡はすでにかなりの数量が世界中で使用されているため、本器具を後付けで装着して使用するニーズは高く、本器具はディスポーザル式としたため、単価を低く設定しても総売り上げ高は大きいことが見込まれます。

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33

整理番号:24032
     

医療機器
  積算呼気圧測定装置  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学、サイエンスリサーチ株式会社
題 名
呼気圧測定装置
番 号
実願2013−4017

肺活量低下者でも使い易い肺活量評価装置

技術概要

発明の背景

肺活量の低下は、寝たきりや嚥下障害に進展する可能性が高く、予兆の早期発見が重要である。また肺活量増加の訓練を行っている患者の訓練効果の検証のためにも、定期的な肺活量評価が必要である。しかし市販の肺活量測定装置は高価であるため、介護施設や在宅での使用は困難である。また呼気を開放管路に思い切り吹き込む測定であるため、肺活量の低下した人には測定行為自体が苦痛であることが多い。

発明概要

肺活量との相関が高く、高齢者や子供さらには知的機能が低下した人でも使いやすい呼気圧測定装置を開発した。
・呼気を吹き込む管路の断面積・長さを小さくし、かつ管路の先端を半開放にして、管路の内圧(使用者にとっての吹きごたえ感)を適正化。
・内圧を圧力センサによって計測し、時間積分したものを「積算呼気圧」として求める。

 


特長

・適度な管路抵抗(吹きごたえ感)があるため、呼気を吹き込み易い。
・測定が短時間(10秒程度)
・訓練に用いる吹き戻し(巻笛)を管路に使用すると、測定行為への心理的抵抗が少ない。

応用分野

実用化例

介護施設や在宅での定期的な肺活量評価用機器

実用化に向けた課題

管路として吹き戻しを用いる場合の品質管理、専用管路の開発

企業へのメッセージ

試作品を嚥下障害の患者に試行した結果、従来の肺活量測定装置に比べ使い易いという評価を得ています。
 

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34

整理番号:25007
     

医療機器
  肺音診断支援装置  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
生体音信号処理装置ほか
番 号
@特願2013-220240 A特許5093537号 B特許4904488号 C特許4904487号

肺音の異常診断を容易にする支援装置

技術概要

発明概要

 

@診断支援
肺音に含まれる異常音(副雑音)の断続性ラ音(細菌性肺炎、気管支拡張症、間質性肺炎、肺線維症、膠原病肺など)と連続性ラ音(気管支喘息、気管狭窄、肺気腫、慢性気管支炎など)を、正常呼吸音から分離する。判定者に異常音のみを聞かせることで診断を容易にする。

A異常判定支援(1)
検査対象と同種の複数の肺音を、予め学習音として正常音と異常音
に分類し、パターン認識における特徴量でクラス分けして蓄積しておき、
肺音計測がなされた場合に、判定者に対して、その肺音→最も近い正
常音→その肺音→最も近い異常音を連続して聞かせ、正常/異常の判
定をやり易くする。

B異常判定支援(2)
1回の呼吸の肺音データを時間経過に沿って複数の期間(セグメント)
に分けて、各セグメント毎に異常判定を行う。それを複数回の呼吸で同
様に実施し、同一のセグメントで全ての回の呼吸に異常がみられた場合
にのみ異常と判定することで、ノイズの影響を除去する。

C異常判定支援(3)
聴診器を当てる部位(左胸上部、右胸上部、胸中央部など)ごとに、参照音として正常音と異常音を収集しておき、肺音計測時にその部位を指定することにより、該当する参照音を判定者に聞かせる。

応用分野

実用化例

・電子聴診器を用いる場合の支援装置
・個人用肺音計

実用化に向けた課題

幅広い事例での検証と改良

企業へのメッセージ

通常のPCで実時間処理できるソフトウエアとしています。電子聴診器の支援装置として用いる場合はCDの形で提供できます。ボイスレコーダとの組み合わせでパーソナルユースの肺音計も実現できると考えています。

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35

整理番号:25019
     

医療機器
  嚥下障害訓練用ストロー  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
栓付き筒状具
番 号
実用新案出願

安全性の高いソフトブローイング訓練用ストロー

技術概要

発明の背景

嚥下障害患者の軟口蓋挙上と上咽頭筋の働きを良くする訓練法の一つにブローイング法がある。ブローイング法には、吹き戻し(巻笛)を使用するハードブローイングと、コップやペットボトルに入れた水にストローで呼気を吹き込むソフトブローイングがある。後者の方が患者への負担が少なく重度の場合にも適用可能であるが、誤って水を飲みこんでしまう恐れがあるため、認知機能の低下した高齢者等において、十分に実施できていないのが実状である。

発明概要

・ソフトブローイング用のストローに逆流防止弁を設けた。
・流路の向きを逆にして使用しないための逆使用防止部材を設けた。

 

応用分野

実用化例

病院、介護施設での嚥下障害訓練機器

実用化に向けた課題

量産技術の確立

企業へのメッセージ

ソフトブローイングは、日本摂食・嚥下リハビリテーション学会「訓練法のまとめ(改定2010)」にも紹介されている鼻咽喉閉鎖不全症に有効な訓練法です。

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36

整理番号:18046
     

電子材料
  白金-銀錯体から成る有機EL用発光材料  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
金属錯体、発光素子、および表示装置
番 号
特許第5142118号

リン光性発光材料としての新しい化合物群

技術概要

発明概要

有機ELディスプレイの発光材料として、励起三重項状態からの発光が利用できるリン光材料に関心が集まっていますが、国内外の発光材料の開発研究は、既知のイリジウム(III)錯体の改良に終始しています。我々は、有機ELのリン光性発光材料になり得ると考えられる全く新しい化合物群の開発に成功しました。開発に成功した化合物群は、多様な置換基を有するピラゾラト類が架橋した白金-(銅/銀)錯体で、[Pt2M4(L)8] (M = Cu, Ag; L = ピラゾラト配位子)の組成を持ちます。Mの違いにより発光の色が大きく異なることが特徴です。

 

応用分野

実用化例

・有機ELディスプレイ(携帯端末、モニター、自動車のパネル等々)

実用化可能性

各社が新たな発光材料の開発を行っている最中であり、数年後には大きな規模の産業に発展していると思われます。

実用化に向けた課題

本発光材料の実用化は、それを用いて如何にうまく発光素子を作成できるかにかかっています。ホスト材料や正孔輸送剤、電子輸送剤の選択により、いかに効率よくゲスト錯体にエネルギーを伝達するかが課題です。

企業へのメッセージ

有機EL発光素子の要である発光材料として、全く新しい化合物群です。この発光材料は既知化合物の単なる誘導体ではないので、他の発光素子との差別化を容易にはかることが可能です。

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37

整理番号:22022
     

電子材料
  広帯域吸収帯を有する有機EL用発光材料  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
金属錯体、発光素子、表示装置
番 号
特願2010−211191

可視領域に吸収帯を有する混合金属錯体

技術概要

発明概要

・本発明は、Ptイオンに様々なジイミン配位子を配位させ、MLCT吸収帯を持たせることで、従来の混合金属錯体よりも長波長側に吸収帯をシフトさせることに成功しました。
・ジイミン配位子を修飾することで発光エネルギーの制御が可能になります。例えば、ジイミン配位子にビピリミジンを用いることで、350nm〜450nm付近に幅広い吸収帯をもち、しかも11族元素の選択により発光エネルギーの制御が可能となる特徴を有します。

 

応用分野

実用化例

・有機ELディスプレイ(携帯端末、モニター、自動車のパネル等々)

企業へのメッセージ

有機ELを使った省エネディスプレイとして大型産業を形成する可能性を持ちます。
ジイミン配位子への置換基導入による発光特性改善など、実用化に向けての共同研究を実施する企業を探しています。

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38

整理番号:21008
     

電子材料
  高出力Liイオン二次電池用正極材料  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
複合ナノ多孔電極材とその製造方法、及びLiイオン二次電池
番 号
WO2010/150857

優れた充放電特性を有する安定な正極材

技術概要

発明概要

・従来法では、低比表面積のLiMnPO4粉体を導電助材と結着材と混合したり、LiMnPO4微粒子にカーボン被覆したりして作成を試みていますが、理論容量よりも大幅に低い放電容量しか引き出せず、実用性に合わないものでした。
・本発明は、オリビン型結晶物質LiMnPO4のナノ多孔構造制御カーボンナノ複合化により、特に低い電子およびイオン伝導性を改善し、これまで十分な性能が得られなかったLiMnPO4の正極材料を作製する手法です。LiFePO4より高い起電力が期待できます。

 

効果

・高速充放電特性に優れた高性能なLiMnPO4正極材料

応用分野

実用化例

・大容量バックアップ電源 ・ハイブリッド電気自動車 ・ロボット用電源材

企業へのメッセージ

大量生産技術の開発や電池としての性能評価を連携して行いたい。
実用化に向けては、原材料メーカーや電池メーカーとの連携が必要です。

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39

整理番号:21009
     

電子材料
  高出力Liイオン二次電池用負極材料  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
マクロ多孔性グラファイト電極材とその製造方法、及びLiイオン二次電池
番 号
WO2010/150859

高出力特性が得られる負極材

技術概要

発明概要

・従来の技術では、ソフトカーボン系原料を2500℃以上で熱処理してグラファイトを合成する必要があった。
・本発明は、低い充放電電位と比較的大きな容量を有するグラファイト系材料のナノ多孔構造制御により、その特長を生かしつつ高出力特性を発現させ、さらに新規な低温熱処理法により同材料を作製する手法です。

 

効果

・ハードカーボン系原料からも低温で高比表面積、細孔配列の規則性が高い多孔グラファイトを得ることができる。

応用分野

実用化例

・大容量バックアップ電源 ・ハイブリッド電気自動車 ・ロボット用電源材

企業へのメッセージ

大量生産技術の開発や電池としての性能評価を連携して行いたい。
実用化に向けては、原材料メーカーや電池メーカーとの連携が必要です。

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40

整理番号:21047
     

電気装置
  誘導・同期ハイブリッドモーター  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
永久磁石同期電導機
番 号
WO2011/108363

商用周波数で始動可能な永久磁石同期モーター

技術概要

発明概要

本発明は、回転子に同極の永久磁石部と制動巻線を施した鉄心部を交互に配置し、電子巻線による回転磁界と磁石による磁界をスムーズに分布させることにより、誘導モーターとして始動し、同期速度になると永久磁石同期モーターとして高効率で動作する電動機を実現するものです。

 

  

効果

・自己始動できる永久磁石同期モーターが実現します。
・同期速度で高効率で動作し、汎用インバータで周波数を変えるだけで速度を自由に正確にコントロールできます。

応用分野

実用化例

・誘導電動機や永久磁石同期電動機が使われている全ての機械装置への代替
(モータ使用家電製品、ハイブリッド自動車など)

企業へのメッセージ

実用化のための共同研究を実施する企業を探しています。

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41

整理番号:23049
     

電気装置
  無線電力伝送装置  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
無線電力伝送装置および無線電力伝送システム
番 号
特願2012−47683

送受信アンテナの位置ずれに強い高効率電力伝送

技術概要

発明概要

超低姿勢逆Lアンテナを更に低姿勢(高さ40分の1波長程度)にして、有限導体板との結合を強くし、それを対向配置することで高い電力伝送効率を得る。
周波数100MHZで設計(h=70mm, w=140mm, L=727.3mm, L1=L2=583.2mm.)した例で、電圧反射特性(|S11|、|S22|)、電圧透過特性(|S21|)ともに周波数に対して単峰性であり、送受信アンテナの相互作用による双峰性の特性が見られない。またアンテナ間の距離W、および横方向位置Xの変化に対して高い伝送効率を維持している。

 

 

効果

・送受信アンテナの位置ずれに対して、高い伝送効率を維持
・送受信回路とのインピーダンス整合が容易(給電点L1を送信/受信側で個別に調整)
・有限導体板による電磁波漏洩機能

応用分野

実用化例

・電気自動車のワイヤレス充電
・携帯端末のワイヤレス充電

企業へのメッセージ

実用化技術の開発や試作による性能評価を連携して行いたい。

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42

整理番号:25031
     

電気装置
  平面アンテナ  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
逆L型アンテナ
番 号
特願2014−039561

小型で指向特性に優れた平面型アンテナ

技術概要

発明の背景

従来のマイクロストリップ・パッチアンテナは構造が簡単であり、指向特性もよいが、アンテナの寸法が大きい(使用する電波の1波長×1波長)、インピーダンス整合が取りにくいために帯域を広くできないという問題がある。一方で、同軸ケーブルを折り曲げて構成する不平衡給電逆L字アンテナは寸法を小さくでき、インピーダンス整合も取りやすいが指向特性が良くないという問題がある。

 

発明概要

逆L字アンテナを基本とし、その上方(電波の放射方向)に、アンテナ素子とほぼ等しい周波数で共振する導体板を設ける。

特長

・アンテナ寸法((pym+pyp) ×(pxm+pxp))が、1/2波長 × 1/3波長と小型化が可能
・誘電体基板を用いたプリント基板アンテナにすれば、更に小型化及び薄型化が可能

応用分野

実用化例

無線通信用送受信アンテナ

実用化に向けた課題

送受信回路用のプリント基板と一体化した製造プロセスの確立

企業へのメッセージ

送受信回路用のプリント基板と一体化した製造プロセスが確立できれば、従来のパッチアンテナと比べ、製造コストの上昇を抑えつつ、大幅な小型化が可能と考えています。

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43

整理番号:16023
     

計測・認識
  コンクリート構造物の内部探査方法  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
構造物内の物体探査方法
番 号
特許第4691656号

マイクロ波を用いたコンクリート構造物の非破壊診断

技術概要

発明の背景

コンクリート構造物の改修や補修工事には、埋め込まれている鉄筋、ケーブル、パイプ等の物体の配置を知る必要がある。従来のマイクロ波レーダでは、コンクリート内でのマイクロ波の伝播速度が正確に分からないため、物体の推定位置に曖昧さが残るとともに、同じ位置で異なる深さに物体が存在する場合には、深い位置にある物体を確認することができないという問題がある。

発明概要

コンクリート構造物の表面でマイクロ波送信器と受信器を走査して2次元の電界波形を求め、最小2乗線形テーラー法を用いてマイクロ波の伝播速度と物体の位置を同時に推定する方法を開発した。

 

特長

・マイクロ波伝播速度と内部物体位置を同時に推定
・同一位置で深さの異なる物体の確認が可能

応用分野

実用化例

コンクリート構造物の内部構造確認、欠陥(ひび割れ、空洞など)検査

企業へのメッセージ

共同研究先企業、技術移転先企業を探しています。

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44

整理番号:16049
     

計測・認識
  携帯電話を用いた鮮度測定装置  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
端末装置
番 号
特許第463520号

携帯電話のカメラを用いた野菜等の鮮度測定

技術概要

発明概要

・本発明は、携帯電話などのIT端末装置に搭載されているカメラ(CCDやC−MOSなど)を用いて植物の鮮度を測るものである。
・感度センサーの配置、撮像部位の切り出しなどの撮像機能とともに、画像処理によって得られる処理結果の解析手順までを盛り込んだ総合的な検出装置を提案している。

 

  

応用分野

実用化例

・野菜鮮度測定、森林健康度測定、稲の収穫量調査など
・ユビキタス時代の新型計測装置分野

実用化に向けた課題

基本的なパーツ技術は完成しているが、具体的にモデル装置を試作し、装置の基礎データを取得する必要がある。

企業へのメッセージ

本発明は新しい時代を見据えた端末装置のあり方を提案するもので、時代をリードする装置としての可能性が高いと考えています。

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45

整理番号:17048
     

計測・認識
  文字認識システム  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
文字識別装置及び文字識別方法
番 号
特許第4783899号

低品質文字画像の高精度識別

技術概要

発明概要

・学習パターンを識別辞書として用いる文字認識装置の識別部において、識別辞書内の学習パターンからカテゴリーごとに最適な学習パターンを、入力パターンの変形に応じて選択して識別用の特徴を作成し、この識別用の特徴と入力パターンとの類似性を求める。
・その結果、識別部における識別用の特徴を動的に最適化するため、学習パターンの選択個数を予め求めておく処理が必要なくなるとともに、サンプルデータが少ない環境でも高い識別精度を得ることができる。

 

応用分野

実用化例

・デジタルカメラや携帯電話の撮影機能で得られる低品質文字の認識

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46

整理番号:16033
     

機械・材料
  極細管内壁面のコーティング方法  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
極細管内壁面のコーティング方法
番 号
特許第4621914号

ブラズマスパッタ法によるMMオーダ細管の内壁面コーティング

技術概要

発明の背景

従来のドライコーティング方法である高気圧プラズマCVD、プラズマPVDでは細管内でのプラズマ生成が困難である。ECR(電子サイクロトロン共鳴)法では、電極間の距離が狭くてもプラズマ生成が可能であるが、数MMないしは1MM以下の極細管では、電子の閉じ込めが十分にできず、良好なスパッタリング成膜ができない。

発明概要

マイクロ波導入と磁場印加を行い、(電子のサイクロトロン周波数)/(マイクロ波周波数)=0.5とする2nd Harmonic ECRによるプラズマスパッタリング成膜方法を開発した。

特長

・被コーティング材(細管)は、金属、絶縁物いずれでも可
・ターゲット材料(コーティング膜)も、金属、絶縁物いずれでも可

応用分野

実用化例

医療用カテーテル、チューブ等内径が数MMから1MM以下の細管の内壁面コーティング

実用化に向けた課題

機材に合わせた長尺化と密着性の強化

企業へのメッセージ

原理検証は終了しているので、実用化装置の開発に協力頂ける企業を探しています。

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47

整理番号:17040
     

機械・材料
  磁性体(磁性膜)の製造方法  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
磁性体の製造方法
番 号
特許第4802328号

高磁力磁性厚膜の高効率製造

技術概要

発明概要

本発明は、Fe−PtならびにCo−Ptの白金系厚膜をPLD法(Pulsed Laser Deposition法)を用い比較的速い成膜速度のもと作製した後、300℃程度の低温のもと規則-不規則変態が開始し、厚膜磁石を作製する手法です。

 

効果

・従来の代表的技術(スパッタリング法)が、成膜速度 数μM/h、規則-不規則変態(磁石膜として必要な硬磁気特性得る)に必要な温度:500℃であるのに対し、本発明の技術(PLD法)では、成膜速度 20μM/h、規則-不規則変態に必要な温度:300−400℃と、非常に生産効率が高いです。

応用分野

実用化例

・歯科用アッタチメント  ・医療用マイクロマシン  ・磁気記録用磁性膜

実用化可能性

高年齢層の食生活に強く影響を及ぼす歯科技術においては、磁石を用いた小型アッタチメント方式が注目され、「耐食性・耐久性」とともに「審美性」の優れた白金系磁石膜の応用が一部実用化されています。また、医療用マイクロマシンとして将来的に進展した際には、新規産業を形成する可能性を持ちます。

企業へのメッセージ

磁気特性の更なる向上ならびに大面積化など、実用化に向けての共同研究を実施する企業を探しています。

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48

整理番号:17086
     

機械・材料
  ニッケル基超合金  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
ニッケル超合金及びその製造方法
番 号
特許第5109115号

溶接補修が容易かつ機械的特性に優れたニッケル基超合金

技術概要

発明の背景

従来のニッケル基超合金の結晶粒径の微細化する方法には、低温鋳造法や外部から振動を付加するKM法、LaまたはCeを添加する方法等があるが、いずれの方法も製品形状が限定される、微細化効果が不十分である、添加剤される元素によりニッケル基超合金の組成および機械的特性が変化する等の欠点があるため、有効な方法とはいえなかった。

発明概要

・本発明は、ニッケル基超合金溶湯に、当該ニッケル基超合金の構成元素から構成された合金による接種剤を添加することにより、機械的特性に悪影響を及ぼさずにニッケル基超合金の結晶粒径を微細化させるものである。
・上記の従来技術の問題点を解決するために、製品形状の自由度が高い接種法を採用すると共に、接種剤にニッケル基超合金の構成元素から構成された合金を用いることを特徴とする。
その原理は、ニッケル基超合金溶湯中に接種剤の構成元素からなる合金結晶を均一に分散させることにより、ニッケル基超合金全体を微細結晶化させるものである。

効果

・接種剤無添加の場合と比較して約10分の1という著しい結晶粒微細化効果により、溶接時の微小割れの発生を防止し、機械的特性を向上させる。
・接種剤はニッケル基超合金の構成元素から成る合金で構成されるため、ニッケル基超合金の信頼性および機械的特性に悪影響を与えない。

応用分野

実用化例

航空機やロケット用エンジンおよびガスタービン等の、過酷な高温環境での使用に耐える、耐熱、耐食性および複雑な部品形状が求められるニッケル基超合金による部品製造

実用化可能性

結晶粒微細化技術は完成している。

実用化に向けた課題

接種剤の大量製造技術を構築する必要がある。

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49

整理番号:19026
     

機械・材料
  PLD法による薄膜作成技術  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
成膜方法及び成膜装置
番 号
特許第4984070号

ドロップレットのない薄膜の高速成膜

技術概要

発明概要

レーザアブレーションで成膜する場合、ドロップレットの要因となる粗大粒子が付着し、これが膜質劣化の要因でした。
本技術は、補助レーザ光を照射することで、粗大粒子を分解し、成膜に寄与させることで、成膜速度を犠牲にすることなく、ドロップレットの生成も抑制することが可能となっています。

 

効果

機械的手段で粗大粒子を捕捉する手法と比べて真空装置を小型化することが可能です。

応用分野

実用化例

・レーザーアブレーションを利用した薄膜作成全般

企業へのメッセージ

実用化に向けての共同研究を実施する企業を探しています。

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50

整理番号:23041
     

機械・材料
  サファイヤ切断方法  

 

主たる提供特許
出願者
国立大学法人長崎大学
題 名
切断方法
番 号
特願2011−271434

ワイヤソーによるサファイヤインゴットの高能率スライシング

技術概要

発明概要

・現在、サファイアインゴットの切断(スライシング)にはスチールや樹脂などのワイヤーの表面にダイヤモンド微粒子を担持したワイヤーを用いた“ワイヤーソー”が用いられている。直径3インチのサファイアインゴットをウェハを空気中で切断する場合、8時間を要する。
・本発明は、水溶液にシリコンウエハのCMP工程で用いられる酸化セリウム(CeO2)粒子を微量混合することで切断能率を向上させるものである。

 

効果

・切断時間の短縮(ワイヤ径、ワイヤテンション同一の場合)
・削り代の低減によるウエハ取り数増加(小径ワイヤ、切断能率同一の場合)

応用分野

実用化例

・化合物半導体系発光素子の製造工程への適用

企業へのメッセージ

技術移転先企業を探しています。


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